
このチェックリストの使い方
- 担当者と期限 — すべての項目の横に、1人の名前と日付を書きます。部署名だけだと、誰も持たない項目が出てきます。
- 時間のかかる項目から — ロケ地の許可、主演のキャスティング、セットの建て込み、協賛の交渉は、どれも返事をもらうまでに時間がかかります。
- 分析表から始める — 小道具、衣装、効果のリストはシーンごとの香盤表から拾い出し、漏れをなくします。
- 変更後の再確認 — 台本が改訂されたりスケジュールが動いたりしたら、影響を受ける項目すべてに印を付けます。
キャスティング
- 役ごとの人物像(年齢、外見、特徴)に合わせてオーディションを行う
- 主演・助演の出演契約、スケジュール、重なる作品の有無を確定する
- エキストラの依頼を撮影日ごとに、人数と衣装の条件とともに送る
- 未成年の場合は、保護者の同意と労働時間の制限を確認する
- ダブルやスタントが必要なシーンと、その担当者を確定する
- 出演者の連絡先、マネージャーの連絡先、緊急連絡先をまとめる
ロケ地と許可

- ロケハンの記録 — 写真、動線、電源、トイレ、駐車場、騒音、日の当たり方
- 実際の権利者(所有者や管理者)とのロケ地契約 — 日程、使える範囲、使用料、原状回復の条件
- 公共の場所や施設では、管理者に撮影許可を申請し、使用料を確認する
- 道路に機材を置く、または交通に影響する場合は、地域の行政機関と許可や調整の手続きを確認する
- ドローンを使う場合は、その場所に飛行の承認や撮影許可が必要かを関係機関に確認する
- 火、煙、模造の武器などの効果を使う場合は、届け出や許可が必要かを事前に確認する
- 近隣住民にお知らせを配り、夜間の騒音や照明への苦情に備える
- 許可証と契約書の写しを現場に置いておく
美術と小道具
- 香盤表の小道具・セットの項目を、シーンごとのリストにする
- セットの建て込みと飾り込み、撤去と原状回復の日程を組む
- 購入する小道具とレンタルする小道具を分け、レンタル品は返却日と破損時の責任を確認する
- 複数のシーンに出る小道具は、つながりのために写真を撮っておく
- 映り込むブランド、ロゴ、看板を確認する(協賛でなければ隠す)
- 危険な小道具(刃物、模造銃など)の保管場所と担当者を決める
衣装とメイク
- 人物ごとの衣装表 — 各シーンでどの衣装を着るかを記す
- フィッティングの日程とお直し、汚れたり破れたりするシーン用の予備
- ヘアメイクのコンセプトと、特殊メイク(傷、老け)のテスト
- 俳優ごとのメイク時間を、日々スケジュール(コールシート)の集合時間に反映する
- つながり写真のルール — シーンの前後ごとに衣装・髪・メイクを撮る
機材
- カメラ、レンズ、照明、特機、録音機材のリストとレンタル契約
- 受け取り前のテスト — カメラテスト、録音テスト、バッテリーとメディアの数
- 受け取りと返却の日付、状態の記録(写真)、紛失・破損時のルール
- トラックや発電機が必要か、その駐車スペースがあるか
- バックアップ用ドライブと二重バックアップのルール
保険と契約
- スタッフの契約 — 地域の労働ルールに沿った労働時間、休憩、報酬、加入が必要な保険や手当
- 出演契約と、肖像・出演部分の利用範囲
- 制作保険 — 人(けが)、第三者への賠償、機材と車両の補償、保険期間
- ロケ地の所有者から求められる保険証明書
- 報酬の支払い方(支払日、控除)と労働時間の記録方法を周知する
協賛
- 協賛の商品・ロケ地と、その露出の仕方(画面、クレジット)を契約する
- プレイスメントが必要なシーンとカットを絵コンテに記す
- 協賛品の受け取りと返却の日付、保管の担当者
- プレイスメントが放送局やプラットフォームのプロダクト・プレイスメント規定に合っているかを確認する
安全と天候
- 安全責任者を決め、救急箱と最寄りの病院を日々スケジュール(コールシート)に載せる
- 高所、水中、車両、アクションの撮影には安全計画とダブルを用意する
- 天気予報と日の出・日の入りの時刻を確認する
- 雨天時の代替 — 雨のときに切り替える室内シーン、出演者、機材を事前に決める
- 暑さと寒さ — 日よけや暖房、水、休憩
- 緊急連絡網と各部署のチーフのリストを配る
前日の最終確認
- 最終版の日々スケジュール(コールシート)を送り、全員が受け取ったかを確認する
- 出演者とスタッフの集合時間と集合場所を再確認する
- 機材を受け取り、バッテリーを充電し、メディアをフォーマットする
- 天気を再確認し、雨天中止の連絡方法を周知する
- 車両の割り当て、移動ルート、食事(ケータリング)の時間
コメント
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