5부 撮影 · 第6講 · 読了 7分

撮影部の役割と撮影日の流れ — チーフ・セカンド撮影助手・DIT・フォーカスマーク・カチンコ・カメラレポート

撮影監督からローダーまで、集合から撤収まで

撮影部は、画を設計する撮影監督(DP)を中心に、カメラを操作するカメラオペレーター、ピントとレンズを担当するチーフ撮影助手(フォーカスマン)、カチンコとカメラレポートを担当するセカンド撮影助手、データを守る DIT、カードやバッテリー、機材を運ぶローダーで構成されます。1日は集合時間のカメラの組み立てから始まり、段取り・マーク・テストを経て、テイクごとにカチンコを打って本番を撮り、最後のカードと機材を確認して撤収で終わります。カチンコは、シーン・カット・テイクをはっきり読み上げて1回打ち、画と音の同期点を残すものです。カメラレポートは、ポストが元素材を探すための記録であり、撮り直しのときに同じ設定を再現するための記録でもあります。

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講義の目次第5部 第6講 · 24/49
  1. 1부 制作の流れ3講
    1. 1制作の流れ
    2. 2撮影前チェックリスト
    3. 3日々スケジュールの作り方・読み方
  2. 2부 制作実務3講
    1. 1制作予算と精算
    2. 2協賛とプロダクトプレイスメント
    3. 3権利処理(クリアランス)
  3. 3부 制作部の現場運営6講
    1. 1制作部の仕事
    2. 2ロケーションと撮影許可
    3. 3移動・食事・宿泊
    4. 4キャストとエキストラ
    5. 5現場の進行
    6. 6仮払いと領収書
  4. 4부 演出部の実務6講
    1. 1演出部の構成と1日
    2. 2台本分析と演出準備
    3. 3撮影順の組み方
    4. 4リハーサルと段取り
    5. 5現場の掛け声とセットアップ順
    6. 6記録(スクリプター)とつながり
  5. 5부 撮影7講
    1. 1ショットサイズ・アングル・構図
    2. 2露出の決め方
    3. 3レンズの選び方
    4. 4フォーマットとフレームレート
    5. 5カメラを動かす機材
    6. 6撮影部の役割と1日
    7. 7モニタリングとデータ
  6. 6부 照明・特機6講
    1. 1照明の基本
    2. 2光の選び方
    3. 3照明機材
    4. 4スタンドと固定
    5. 5光を整える
    6. 6安全とセッティングの順序
  7. 7부 美術・衣装・メイク5講
    1. 1美術部と美術デザイン
    2. 2セットとロケセットの飾り込み
    3. 3小道具とつながり
    4. 4衣装
    5. 5ヘアメイクと特殊メイクの基本
  8. 8부 同時録音5講
    1. 1マイクの選び方
    2. 2ブーム操作
    3. 3機材セッティング・電源・ワイヤレス
    4. 4ロケーション録音
    5. 5シンク・タイムコード・録音レポート
  9. 9부 ポストプロダクション4講
    1. 1編集ワークフロー
    2. 2カラーグレーディング
    3. 3音の仕上げ
    4. 4納品仕様
  10. 10부 配給・流通3講
    1. 1劇場・配信・放送の配給
    2. 2映画祭への出品準備
    3. 3セールス・権利・宣伝資料
  11. 付録1講
    1. ·韓国の撮影現場の言葉
カチンコを持つスタッフ、カメラのフォーカスリングに手を添えるスタッフ、モニターを見るスタッフがいる撮影現場のイラスト
AI 生成イラスト

撮影部の役割

撮影部の主な役割
役割担当すること
撮影監督(DP)フレーミング、カメラの動き、光を設計し、照明技師とルックを決める
カメラオペレーターカメラを操作し、フレーミングと動きを作る
チーフ撮影助手(フォーカスマン)ピント送り、レンズ交換、カメラの組み立てと管理
セカンド撮影助手カチンコ、カメラレポート、俳優のマーク、カードとバッテリーの交換
DITデータのバックアップと検証、モニター用LUTと画づくりの設定の管理
ローダーカード、バッテリー、機材ケースの管理と運搬。小さなチームではセカンドやデータ担当が兼ねる

小規模な撮影では、撮影監督がカメラを回したり、1人がセカンドとデータを兼ねたりします。最初の打ち合わせで、カチンコ・レポート・データを誰が担当するかを決めておけば、抜け漏れがなくなります。

1日の流れ

  • 集合 — 機材を降ろしてカメラを組みます。電源を入れ、レンズ、カード、バッテリー、モニターを確認します。
  • 段取り — 監督と俳優が動きを決める間に、撮影部はカメラ位置とレンズを決めます。
  • マークと準備 — 俳優の立ち位置にマークを付け、照明の準備中はスタンドインで画を決めます。
  • テスト — 俳優が本番どおりの速さで動き、チーフはピント送りを、オペレーターはフレーミングを確かめます。
  • 本番 — テイクごとにカチンコを打ち、セカンドが結果をレポートに記録します。
  • 次のセットアップ — 同じ向きのショットをまとめ、カードの残り容量とバッテリーを確認します。
  • 撤収 — 最後のカードをデータ担当に渡し、バッテリーを充電して機材を片付けます。

フォーカスマークと距離の測り方

  • マーク — 俳優が止まる位置の床に、色付きのテープで T や V の印を付けます。俳優ごとに色を変えると混乱しません。
  • 測り方 — ピント距離は、カメラボディのセンサー面マークから測ります。メジャーや距離計でマークまでを測り、フォーカスリングやフォローフォーカスのマーキングディスクに書き込みます。
  • テストで確認 — 俳優がマークに正確に立つかを確かめ、動きの中のどのタイミングでピントを送るかを決めておきます。
  • 余裕 — 長いレンズ、近い距離、開けた絞りでは被写界深度が浅く、誤差の許容範囲が小さくなります。

カチンコの打ち方

カチンコの図 — 上に縞模様の拍子木が2本(上の拍子木は少し開いている)、板には作品欄、大きく書くロール・シーン・カット・テイク欄、監督・撮影欄、日付・フレームレート・MOS 欄がある作品ロールシーンカットテイク監督撮影日付フレームレートMOS
カチンコの記入欄(配置はチームや作品によって少し違います)。
  1. 1拍子木 — 合わさった瞬間が画と音の同期点です。
  2. 2シーン・カット・テイク — いちばん大きく書き、テイクごとに書き換えます。
  3. 3ロール・日付・監督・撮影・フレームレート — ポストが元素材を探す手がかりです。
  1. 01カチンコを書き換える次のテイク番号とロール(カード)番号を前もって書いておきます。カットが変わったら新しいカット番号を書き、テイク1から数え直します。
  2. 02画面に入れるカメラと録音が回ったという合図が出たら、ピントの合う距離でレンズの前に、画面いっぱいに映る大きさでカチンコを構えます。
  3. 03読み上げる音声ファイルだけを聞いてもどのテイクかわかるように、「シーン12、カット3、テイク2」のようにはっきり読み上げます。カットを数字ではなくアルファベットで表し、「12C、テイク2」のように言うチームも多くあります。
  4. 041回打つ拍子木を上からきれいに1回打ち下ろし、すぐに画面から出ます。俳優の顔に近いときはそっと打ちます。
  5. 05打ち損ねたら — 尻カチンテイクの頭で打てなかったときは、テイクが終わってからカチンコを逆さまにして打ちます。最後に打ったという合図になります。
  6. 06音を録らないとき — MOS録音しないテイクでは、カチンコに MOS と書き、拍子木を閉じたまま打たずに画面に見せます。

カメラレポートの書き方

カメラレポートはカード(ロール)1枚につき1枚で、そのカードに入ったテイクを記録します。ポストは元素材を探すのに使い、撮り直しのときは同じレンズ・絞り・フィルターを再現するのに使います。

  • ヘッダー — 作品名、撮影日数、日付、カメラ(A/B)、ロール・カード番号、撮影監督、記入者。
  • テイクごと — シーン、カット、テイク、レンズ(mm)、Tストップ、フィルター、フレームレート、OK/NG/キープ、タイムコード、備考。
  • 備考 — ピントの甘さ、音の問題、ハイスピード撮影など、編集者が知っておくべきことを短く書きます。

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