3부 制作部の現場運営 · 第6講 · 読了 5分

仮払いと領収書 — 受け取りから予算と実績の報告まで

現場の支出を毎回ぴったり合わせる習慣

仮払いは、食事、軽食と水、燃料と駐車場、消耗品など、現場でその場で使うお金です。通常は担当者が一定額を前もって受け取り、そこから支払い、買い物のたびに領収書をもらって日付と用途を書きます。1日の終わりには、残金と領収書の合計が受け取った額と一致するかを確認し、週ごとに精算して使った分を補充してもらいます。精算した金額は実績として予算に入れ、予定と比べます。どの領収書が有効か、税金をどう扱うかは会社の経理ルールと地域の税法によって異なるため、撮影初日の前に経理担当者と決めておきましょう。

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講義の目次第3部 第6講 · 12/49
  1. 1부 制作の流れ3講
    1. 1制作の流れ
    2. 2撮影前チェックリスト
    3. 3日々スケジュールの作り方・読み方
  2. 2부 制作実務3講
    1. 1制作予算と精算
    2. 2協賛とプロダクトプレイスメント
    3. 3権利処理(クリアランス)
  3. 3부 制作部の現場運営6講
    1. 1制作部の仕事
    2. 2ロケーションと撮影許可
    3. 3移動・食事・宿泊
    4. 4キャストとエキストラ
    5. 5現場の進行
    6. 6仮払いと領収書
  4. 4부 演出部の実務6講
    1. 1演出部の構成と1日
    2. 2台本分析と演出準備
    3. 3撮影順の組み方
    4. 4リハーサルと段取り
    5. 5現場の掛け声とセットアップ順
    6. 6記録(スクリプター)とつながり
  5. 5부 撮影7講
    1. 1ショットサイズ・アングル・構図
    2. 2露出の決め方
    3. 3レンズの選び方
    4. 4フォーマットとフレームレート
    5. 5カメラを動かす機材
    6. 6撮影部の役割と1日
    7. 7モニタリングとデータ
  6. 6부 照明・特機6講
    1. 1照明の基本
    2. 2光の選び方
    3. 3照明機材
    4. 4スタンドと固定
    5. 5光を整える
    6. 6安全とセッティングの順序
  7. 7부 美術・衣装・メイク5講
    1. 1美術部と美術デザイン
    2. 2セットとロケセットの飾り込み
    3. 3小道具とつながり
    4. 4衣装
    5. 5ヘアメイクと特殊メイクの基本
  8. 8부 同時録音5講
    1. 1マイクの選び方
    2. 2ブーム操作
    3. 3機材セッティング・電源・ワイヤレス
    4. 4ロケーション録音
    5. 5シンク・タイムコード・録音レポート
  9. 9부 ポストプロダクション4講
    1. 1編集ワークフロー
    2. 2カラーグレーディング
    3. 3音の仕上げ
    4. 4納品仕様
  10. 10부 配給・流通3講
    1. 1劇場・配信・放送の配給
    2. 2映画祭への出品準備
    3. 3セールス・権利・宣伝資料
  11. 付録1講
    1. ·韓国の撮影現場の言葉
撮影セットの裏の机に封筒、何も書かれていない領収書の束、ペン、表計算ソフトを映したノートパソコンが置かれ、背景にスタッフとカメラが見えるイラスト
AI 生成イラスト

仮払いのお金の流れ

仮払いの流れ — 仮払い(受け取った額を記録)、現場での支出(自分のお金と分ける)、領収書(撮影日・用途をメモ)、毎日の確認(残金と領収書の合計が受け取った額と同じか)、週ごとの精算(精算書と領収書の原本を渡す)、予算の実績(予定額と比較)の順に進み、週ごとの精算で使った分を補充してもらう仮払い受け取った額を記録現場での支出自分のお金と分ける領収書撮影日・用途をメモ毎日の確認残金+領収書週ごとの精算精算書・原本予算の実績予定と比較使った分を補充いつでも 残金+領収書の合計=受け取った額
仮払い → 現場での支出 → 領収書 → 毎日の確認 → 週ごとの精算 → 予算の実績。精算した分だけ補充されます。

仮払いは少額で件数が多いため、1日遅れるだけでも合わせるのが難しくなります。誰がいついくら受け取ったかを記録し、自分のお金とは決して混ぜないようにします。会社のカードを使う場合はカードごとに使う人を決め、現金は専用の封筒や財布に入れます。ルールはシンプルで、どの時点でも残金と領収書の合計が受け取った額と同じでなければなりません。

よくある仮払いの支出
分類例
食事と軽食弁当、ケータリング、水、コーヒーと軽食
車両燃料、駐車場、高速道路料金、洗車
消耗品テープ、電池、軍手、ゴミ袋、養生シート
ロケーション少額の使用料、清掃、近隣へのお礼の品
その他急な小道具、宅配便、コピー

よくある失敗は決まっています。個人のカードで払って後で請求しようとして領収書をなくす、複数の撮影日を1枚の領収書にまとめる、残った現金を翌日に持ち越して差額の出どころがわからなくなる、といったことです。1日に1回合わせるだけで、ほとんどは防げます。

領収書のルール

  • その場でもらう — 支払ったときに領収書を受け取ります。後でもらうつもりの領収書はたいてい消えます。
  • すぐに書く — 撮影日、用途、使った人を領収書に書くか、写真を撮ってメモといっしょにアップロードします。
  • 種類を合わせる — 会社が認める書類(明細付きの領収書、カードの控え、請求書など)を前もって決め、そのとおりのものをもらいます。
  • 領収書がないとき — 領収書が出ない支出は、会社が求める方法でその場で記録します。
  • 分類ごとに分ける — 予算の項目(食事、車両、消耗品、ロケーション)ごとに領収書を集めると精算が早くなります。
  • 大きな支出は事前に相談 — 決めた額を超える支出は、使う前に制作担当かラインプロデューサーの了承を得ます。仮払いは小さな支出をすばやく処理するためのものです。

毎日の精算と週ごとの精算

  1. 01領収書を集める撤収後、各制作部員のその日の領収書と残金を集めます。写真でアップロード済みの領収書も原本を保管します。
  2. 02合計を合わせる領収書の合計と残金を足し、受け取った額と一致するか確認します。差額があればその日のうちに探します。記憶が新しいその夜がいちばん見つけやすい時間です。
  3. 03分類ごとに記録する日付、撮影日、分類、支払先、金額、領収書の種類を、仮払い精算書に1行ずつ入力します。
  4. 04週ごとの精算と補充毎週、精算書と領収書の原本を経理に渡し、使った分の仮払いを補充してもらいます。

予算と実績を報告する

精算した金額を項目ごとの実績として予算に移し、予定と並べて見ます。食事のように撮影日数に比例する項目は、ここまでの日数から残りの日の支出を見積もれます。差が大きければ理由を1行で書き、ラインプロデューサーに報告します。超過しそうな項目があれば、残りの日で何を削るか、予備費を使うかをその週のうちに決めます。領収書の原本は精算書と同じ順番でまとめ、写真のファイル名もそろえておくと、最終精算や監査のときにすぐ見つけられます。

週ごとの報告の項目
項目意味
予算額予算で決めた金額
今週の実績今週精算した金額
累計の実績撮影初日から今までに使った合計
差額と理由予定よりどれだけ少ないか多いか、その理由

PDNoteの予算では、項目ごとに予算額、実績、支払先、支払い状況を入力し、撮影日やロケ地と結び付けられます。スタッフの給与は仮払いとは別に管理し、タイムシートから作った支払明細を確定すると、実績として予算に入ります。

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